<9・12 女川原発オンラインフォーラム>開催のお知らせ
2020年08月20日
東北電力が再稼働を目指す女川原発2号機(女川町、石巻市)について、宮城県は8月1日から住民説明会を開催し、地元同意にむけて動きだしています。
女川原発2号機は、2011年の東日本大震災によって被災し、原子炉建屋に1000カ所以上のひび割れが見つかりました。また、宮城県は5月、原発から5キロ圏内の住民避難には最悪の場合、5日以上かかるとの試算を初めて示しました。原発を容認する住民もこの結果に驚き、再稼働への疑問を抱くようになっています。
脱原発をめざす首長会議は、原発から30キロ県内の自治体に策定が義務付けられている避難計画の問題について「避難計画の実効性なければ、再稼働なし」と、これまで強く訴えてきました。
このまま女川原発2号機を再稼働させるため、避難計画への不安を残したまま、宮城県や石巻市、女川町という立地自治体が同意していいのでしょうか。首長や議員は「住民の命と平穏な暮らしを守ることができる」と本当に断言できるのでしょうか。
9月23日から宮城県議会が始まり、再稼働への「同意」問題が議題にあがる前に、この問題について議論し、しっかり認識を共有し、「同意」ストップへの声を高めたいと思います。
プログラム:
1.趣旨説明
三上元(脱原発をめざす首長会議世話人、前静岡県湖西市長、現湖西市議)
2.講演1:現地からの報告
多々良哲氏(「女川原発の再稼働を許さない! みやぎアクション」世話人)
3.講演2:司法は避難計画にどう向き合ってきたか
大河陽子氏(弁護士、新潟県原子力災害時の避難方法に関する検証委員会委員)
4.特別報告
佐々木功悦氏(宮城県議、「脱原発をめざす宮城県議の会」会長、前宮城県美里町長)
5.緊急声明発表 ※緊急声明はコチラ
6.記者会見
■日時:2020年9月12日(土) 14:00~16:00 (開場13:50予定)
■場所:オンライン開催(Zoom)
■参加費:無料(先着申込:400名)
■申込:以下の登録フォームにお名前、メールアドレスなどをご登録ください。
登録フォームはコチラ
※登録するとその方専用の参加リンクがメールですぐ送られて来ますので、当日お時間になりましたら、送られて来たリンクからご参加ください。またキャンセルされる場合も送られてくるメールの手順に沿ってキャンセル処理をお願いいたします。
※このオンラインフォーラムは「Zoom」を使用して行います。開始までにZoomアプリをインストールください。