脱原発をめざす首長会議

「グローバル社会的経済フォーラム2014」創立総会のご案内


2014年10月07日

 11月17日から19日にかけて、韓国のソウルにて「グローバル社会的経済フォーラム2014」創立総会が開催されます。この総会は、当会設立時に当会へ賛同メッセージを頂いたソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長が2013年に行った「ソウル宣言」がもととなっています。今回ソウル市が全面的にバックアップする総会には、当会の上原公子事務局長が出席し、脱原発における自治体の役割などを話す予定です。また、当会会員である世田谷区の保坂展人区長や京丹後市からも参加予定です。
以下、概要をご案内いたします。

 

 朴元淳(パク・ウォンスン)現ソウル市長は、人権派の弁護士時代から貧困・失業・社会格差等の問題に取り組まれ、いわゆる「社会的経済」(Social Economy)を推進することにより、それらの社会問題を解決することをライフワークとされてきました。2011年にソウル市長に就任された後には、ソウル市役所内に「社会的経済課」という部署を新設されました。昨年は、ソウル市の主催で「グローバル社会的経済フォーラム2013」(Global Social Economy Forum 2013 /GSEF2013)を開催し、「協同の発見」(“New Discovery of Collaboration”)というテーマのもとに世界各国から多くの自治体および民間団体の参加を得て、社会的経済の推進による失業・貧困等の解消を謳った「ソウル宣言」を採択しました。
 今年は、昨年の「ソウル宣言」を踏まえて、社会的経済を推進する国際的ネットワークを創立するべく、「グローバル社会的経済フォーラム2014」(Global Social Economy Forum 2014/GSEF2014)創立総会が開催されます。「変化に向けた連携」(“Solidarity for Change”)というテーマのもとに世界各国から5000人以上が参加する大規模な国際会議となる予定ですが、日本からも世田谷区や京丹後市等の自治体や、日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会等の民間団体が参加します。

 興味のある自治体関係者の方々は、ぜひ参加をご検討ください。

 

【連絡先】
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
国際部 中野 理
Phone: 03-6907-8040/Fax: 03-6907-8041
E-mail: o-nakano@roukyou.gr.jp