脱原発をめざす首長会議

川内原発再稼働に関する緊急集会の開催


2014年05月23日

緊急集会
《川内原発の再稼働を考える~鹿児島だけの問題ではない》

 
■趣旨:九州電力・川内原発の再稼働に向けて、原子力規制委員会での審査が優先的に進められています。しかし、原子力規制委員長が再稼働にあたって新基準への適合とともに、「車の両輪」と位置付けていた避難計画の実効性は検証されておらず、さらに避難者を受け入れる自治体側の計画はほとんど手についていません。川内原発では避難計画の問題だけでなく火山リスクも指摘されています。原子力災害の長期性と広がりを考えれば、再稼働は立地自治体や30キロ圏内の自治体だけの問題にとどまりません。避難者受け入れ自治体である熊本県水俣市で開催することにより、こうした認識と理解を広げ、住民の命を危うくする再稼働への歯止めをかけます。

 

□日時:2014年6月1日(日)14時~16時
□会場:熊本県水俣市公民館本館2階 第一研修室(熊本県水俣市浜町二丁目10-26)
    ※水俣駅より徒歩20分
□主催:脱原発をめざす首長会議/原子力市民委員会
□共催:原発避難計画を考える水俣の会
□参加費:500円

 

□出席メンバー
【脱原発をめざす首長会議】
上原公子 事務局長(元東京都国立市長)
佐藤和雄 事務局次長(元東京都小金井市長)
井戸川克隆 (前福島県双葉町長)
【原子力市民委員会】
吉岡 斉(九州大学大学院教授、元政府原発事故調査委員会委員、原子力市民委員会座長代理)
荒木田岳(福島大学行政政策学類准教授)
満田夏花(国際環境NGO FoE Japan 理事)

 

□プログラム (進行役:佐藤和雄・首長会議事務局次長)
◆報告1:脱原発をめざす首長会議:首長会議はなぜ川内原発再稼働に反対し、政府に申し入れたのか/避難計画立案の実態と課題をもとに

◆報告2:原子力市民委員会:なぜ川内原発の再稼働は危険なのか/薩摩川内市での「自主的公聴会」を終えて

◆報告3:原発避難計画を考える水俣の会:発足の経緯とこれまで・これからの取り組み